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2011/02/20 (Sun)
「助動詞2」
Comments(4) | TrackBack() | 英作文(難問)
ちょっと長め。



昔は同じ町内に怖い大人が必ず何人かいて、子どもが人として恥ずかしいことをすると、いつも本気になって説教してくれたものである。そこには、子どもを地域社会全体で育てるのだという強い意識が存在していたのだと思う。そんな雰囲気のおかげで、子どもも自分は社会の一員であるという自覚をはぐくんでいくことができた。




京大の問題です。

私の解答: Thanks to my mother's sense of humor and positive attitude, I learned to think about everything more calmly and objectvely.

第一印象としては「できた」をcouldにしてしまうという陥穽があるように思いました。


>ゲルトガさん

Owing to my mother's humor and good personality, I could think more calmly and objectively.

いつも通り赤線から。

couldは仮定法的なニュアンスが伴うので、「お母さんがもっとしっかりしてれば……」というぼやきに聞こえてしまいがちです。

というわけで少なくとも現在時制でcanを使うか、過去時制ならwas able toなどで代用してください。

この際に復習しておきましょう。

可能を表す表現。

肯定文:
現在時制: can / be able to
過去時制: was(were) able to (couldは不可)
仮定法過去: could
仮定法過去完了: could have done

否定文:
現在時制: cannot / be not able to
過去時制: couldn't / was(were) able to (否定文ではcouldも可)
仮定法過去: couldn't
仮定法過去完了: couldn't have done

要するに、可能を表したいときcouldは直説法ならば過去の否定文でのみ使用可能。

ただし、「能力」のニュアンスが伴うので、「彼はなんとか時間内に駅に着くことができた」などは

He was able to make it to the station in time.

などとしてやってください。


オレンジ線。

good personalityはご苦心なさったという感じがすごくします。

しかしちょっと曖昧過ぎる感じがしなくもありません。

多分これを再翻訳すると「母のよき性格のおかげで」となります。

ここはやはりpositive attitudeや、1単語で片付けるならばoptimismなどを使いたいところ。


親の性格は子に影響します。

果たしてどのように影響するのか、そこが子育てのおもしろいところですね。
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トラックバック

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1. posted by ゲルトガ  2011/02/20 09:28
なんかコメントが書き込めないような……
2. posted by ゲルトガ  2011/02/20 09:34
なぜかうまくいかないのでこっちに書きました。
http://renkonq.tumblr.com/post/3391678728/dt
3. posted by Der Teufel ist los  2011/02/20 11:38
すみません、英語のみの投稿が自動的にNGになってました。
いま解除しました。
4. posted by ゲルトガ  2011/02/20 12:28
ううむ、まだ書けないみたいです。

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