「挿入、修飾語と文の骨格の把握4」
いままでタイトルが「挿入、修飾語と分の骨格の把握」になってたので全部訂正しました。
It is not uncommon for strained relationships to develop between an adolescent and his parents. In his great eagerness to achieve adult status, the young person may resent any restrictions placed upon him. Oftentimes he is not willing to admit, even to himself, that he has doubts and fears about taking on adult responsibilities and freedom. The adolescent may say that his parents are over-anxious and over-protective whereas, though not aware of it, he is projecting his own anxiety into them.
日本大の問題です。
いままでタイトルが「挿入、修飾語と分の骨格の把握」になってたので全部訂正しました。
It is not uncommon for strained relationships to develop between an adolescent and his parents. In his great eagerness to achieve adult status, the young person may resent any restrictions placed upon him. Oftentimes he is not willing to admit, even to himself, that he has doubts and fears about taking on adult responsibilities and freedom. The adolescent may say that his parents are over-anxious and over-protective whereas, though not aware of it, he is projecting his own anxiety into them.
日本大の問題です。
Even when the sexism is not built into the grammar and usage, as it is in French and English, the speech community often regards masculine values as the norm. (中略) Sccessive generations unconsciously absorb sexism in langage because each speech community conveys to its children both a way to construct grammatical sentences and a value system for the use of its language.
解答: 英語やフランス語とは違って、文法や慣用法の中に性差別が組み込まれていない場合でも、やはり言語共同体は男性の価値を基準にとることが多い。(中略)連続する世代は知らず知らずのうちに言語内で性差別を吸収してしまうのはどの言語共同体でも文法的に正しい文の組み立て方とその言語を使用するための価値体系との両方を子孫につたえていくからである。
やや堅い難解な文章ですね。
なるべく直訳が望ましいと思われます。
>> ゲルトガさん
フランスやイギリスと違って性差別が文法と用法に組み込まれてなくとも、話者の共同体はしばしば男性の価値観を当然のものと考える。(中略)どの話者の共同体も子供たちに、文法にのっとった文章の組み立て方と言語の使い方に対する価値観を運ぶので、子供世代は性差別を言葉に無意識のうちに取り込んでしまう。
オレンジ線。
正直これくらいはどちらでもいいとは思うのですが、僭越ながらケチをつけるとしたらここしかないように思います。
「子ども達に……運ぶ」は日本語としては「子ども達に……つたえる」のほうがしっくりくると思います。
ゲルトガさんはきちんと文構造を把握しておられるので、こういうことは本当に些細なことではありますけれども、正しい文構造の次に「いかにこなれた日本語にするか」を考えてみていただきたいと思って、今回は指摘させていただきました。
あくまで
1. 文構造を正しく把握する
2. 直訳する
3. こなれた日本語にする(所謂「意訳」)。
の順番を守ることが前提です。
そんなこんなで、ゲルトガさんの解答で十分満点もしくはそれに近い点数が得られると思います。
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1. posted by ゲルトガ 2011/02/22
02:15
青少年とその両親とのあいだの緊張関係が大きくなるのは珍しいことではない。大人になろうと熱望しているので、若者は自らにかけられるどんな制約に対しても怒るだろう。しばしば若者は、大人の自由と責任というものを疑い恐れていることを、自分自身に対しても認めたがらない。若者は、両親は心配しすぎで過保護だと言うかもしれないが、本人は気づいてなくとも、自らの不安を両親に投影しているのだ。
2. posted by ゲルトガ 2011/02/22
02:16
運ぶは自分でも気になってましたが、言語共同体がわけわかんなかったので手が回せる状況にありませんでしたねー
なんかエラーが出たので和訳から先にコメントしました。
なんかエラーが出たので和訳から先にコメントしました。
3. posted by ゲルトガ 2011/02/22
02:17
s/p/e/e/c/h c/o/m/m/u/n/i/t/yがエラーになるようです